研究課題/領域番号 |
18K09859
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57070:成長および発育系歯学関連
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
菅 北斗 鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 客員研究員 (40610621)
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研究分担者 |
岩崎 智憲 鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 准教授 (10264433)
山崎 要一 鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 教授 (30200645)
三島 克章 山口大学, 大学院医学系研究科, 教授 (60304317)
中野 旬之 大阪医科大学, 医学部, 講師 (60511730)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 口腔内装置 / 閉塞性睡眠時無呼吸 / 流体力学解析 / OSA / 呼吸 / 睡眠 / 睡眠時無呼吸症候群 / 流体解析 / 音響解析 / 口腔筋機能療法 |
研究成果の概要 |
本研究は流体力学解析(CFD)を用いた閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)の上気道通気状態に対する口腔内装置(OA)の治療効果を明らかにすることを目的とした。本研究の結果、OA治療によりAHIなどの睡眠データが有意に改善した。CFDでは軟口蓋最狭窄部、口蓋垂先端、喉頭蓋先端で気流速度や気道内圧力が有意に改善した。また、CFDから得られる気道内圧力はOSAの重症度の評価、気流速度は通気障害部位の検出に有効であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では機能的要因によって変動する睡眠中の気道狭窄部位を、いびき音から継時的に特定できるようにする点が学術的独自性である。また、アデノイド・口蓋扁桃摘出術、MMAなどにより、形態的に改善させる事を中心に行われてきたOSA治療に、これまで用いられる事がなかった機能的な治療方法が小児OSAに対して有効である事を客観的に示すところである。
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