研究課題
基盤研究(C)
研究1:地域在住高齢者を対象とした調査により、口腔機能の軽微な低下の重複を意味するオーラルフレイルと孤食との関連性を明らかにした。また、6年間の縦断研究により、唾液分泌低下に食欲の低下が影響していることが示された。研究2:地域在住高齢者を対象とした横断研究および縦断研究により、身体的フレイルの発現の予測因子となる口腔要因の探索を行った。横断データ・縦断データによる分析ともに、口腔乾燥感の自覚が身体的フレイルの発現の有意な関連要因となることが示された。
本研究課題によって、孤食や食欲の低下は、オーラルフレイル発現のサインとなりうる可能性が示された。さらに、口腔乾燥感の訴えは、将来的な身体的フレイルの発現の予測因子となる可能性が示された。口腔の健康状態と全身の健康状態は密接な関連性を持つことから、加齢に伴う口腔機能の軽微な低下の兆候に早期発見するための、評価項目を明らかにすることができた。
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