研究課題/領域番号 |
18K09882
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57080:社会系歯学関連
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
古田 美智子 九州大学, 歯学研究院, 講師 (20509591)
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研究分担者 |
竹内 研時 名古屋大学, 医学系研究科, 准教授 (10712680)
山下 喜久 九州大学, 歯学研究院, 教授 (20192403)
二宮 利治 九州大学, 医学研究院, 教授 (30571765)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 歯の喪失 / 歯周病 / 終末糖化産物 / 性差 / 歯数 / 健康寿命 / 口腔の健康 |
研究成果の概要 |
本研究では、終末糖化産物(advanced glycation end products: AGEs)で評価した病的老化と口腔の状態の関係に性差があるか調べることを本研究の目的とした。本研究では、AGEsの可溶型RAGE(soluble receptor for AGE: sRAGE)を評価した。sRAGEは細胞表面の膜結合型RAGEとの相互作用を阻害することでデコイ受容体として働くことが分かっている。 sRAGEレベルは女性に比べ男性のほうが低く、男性においてsRAGEの低下と歯の喪失に関係が認められた。男女で口腔状態に差が認められ、この性差にはsRAGEが関与している可能性がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
健康寿命を延伸するためには、性差に応じた的確な健康支援を提供することが必要であり、本研究の結果は、その支援策として、性差を考慮した口腔の健康増進を推進する取組みを行う必要性の根拠となりうる。
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