研究課題/領域番号 |
18K09893
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57080:社会系歯学関連
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研究機関 | 日本歯科大学 |
研究代表者 |
町田 麗子 (榎本麗子) 日本歯科大学, 生命歯学部, 講師 (00409228)
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研究分担者 |
菊谷 武 日本歯科大学, 生命歯学部, 教授 (20214744)
田村 文誉 日本歯科大学, 生命歯学部, 教授 (60297017)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 摂食嚥下リハビリテーション / 摂食嚥下障害 / 遠隔診療 / オンライン診療 / 小児在宅医療 / 小児在宅歯科医療 / 医療的ケア児 / 嚥下障害 / 口腔機能管理システム / 小児在宅 / 高度医療 / 歯科訪問診療 |
研究成果の概要 |
小児在宅患者にオンラインを併用した口腔管理システムを構築することを目的とした調査を行った。アンケートから摂食指導はオンラインが外来より日常と変わらない子どもの状態で受診できる期待が窺えた。次に、オンラインの併用と対面のみの摂食指導の効果の調査では、オンラインの併用は対面のみと同等の効果が得られた。また医療的ケア児に対するオンラインを併用の在宅での摂食指導では、人工呼吸器使用、経口摂取の有無、オンライン開始までの期間、他職種同席の4項目がオンライン併用でその効果を阻害しないと推察され、医療的ケア児を含む障害児者に対する摂食指導の手法としてオンラインは有用であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
オンラインを併用した口腔管理システムは研究計画当初の日常と同等の評価が可能であることに加え、Covid-19の感染拡大により感染予防として大きな期待が寄せられている。今回の調査より、医療的ケア児を含む障害児者に対する摂食指導の手法としてオンラインが有用であることが示唆された。今後、高度医療を受療している小児在宅患者と家族のQOLに寄与するためにオンラインを併用した口腔管理システムの応用が期待できる。
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