研究課題/領域番号 |
18K09934
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
小笠原 克彦 北海道大学, 保健科学研究院, 教授 (90322859)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 糖尿病 / 国保レセプト / ベイジアンネットワーク / マルコフモデル / 医療費分析 / 医療費シミュレーション / NDB |
研究成果の概要 |
近年、国民医療費は増加傾向にある。特に、生活習慣病と関連の深い2型糖尿病は合併症の誘発を引き起こしやすく、罹患した患者は医療費が高額になることが予想される。そこで本研究においては、地域における糖尿病患者の生活習慣の改善への効果的な支援を行うこと、またその支援の効果指標の提案を目的として、糖尿病患者の「生活習慣の改善意思」に影響を与える因子および地域性の特徴をベイジアンネットワーク可視化し、生活習慣の改善によって期待される行動変容の効果について検討した。マルコフモデルを用いた糖尿病における血糖値コントロール自己管理遠隔アプロケーションによる費用効果分析を試みた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
特定健診データ項目等を用いて地域別ベイジアンネットワークモデルを構築した。「生活習慣の改善意思」に対して、30 分以上の運動習慣とBMI が直接的な影響を与えており、地方部のモデルでは30 分以上の運動習慣と20 歳からの体重変化、性別、飲酒習慣が直接的な影響を与えていることが示された。また,生活習慣の改善によって都市部と地方部共に、1 年間の体重に対して最も影響を与える可能性が示唆された。今後、モデルの妥当性評価を行うことによって、地域性を考慮した健康増進施策の立案および実施への応用が期待できると考えられる。
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