研究課題/領域番号 |
18K09945
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
麻生 暁 九州大学, 医学研究院, 共同研究員 (50621702)
|
研究分担者 |
工藤 孔梨子 九州大学, 大学病院, 助教 (50644796)
中島 直樹 九州大学, 大学病院, 教授 (60325529)
藤森 尚 九州大学, 大学病院, 助教 (60808137)
清水 周次 九州大学, 大学病院, 名誉教授 (70274454)
森山 智彦 九州大学, 大学病院, 准教授 (20452758)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 遠隔医療会議 / EUS / 膵癌 / 超音波内視鏡 / EUS-BD / 遠隔教育プログラム / 早期発見 / アジア |
研究成果の概要 |
アジア各国における超音波内視鏡(EUS)技術の普及や膵癌診療への応用を目的として、2019年度までに各国の主要病院へ訪問した。並行して遠隔指導・会議のための人的・技術的ネットワークを確立し、2019年3月より遠隔医療会議(EUS-Asia teleconference)を開始した。COVID-19パンデミック以後は、EUS-Asia teleconferenceの充実を目指し、研究期間中に計13回の会議を開催し、技術指導・情報共有を行った。本研究はアジア諸国との国際交流の礎となると共に、膵癌診療成績向上に寄与した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
膵癌の予後は極めて不良であり、治療成績向上は全世界的な課題である。本研究で用いたEUSによる膵癌早期発見や、EUS-FNAやEUS下ドレナージなどの内視鏡診療にかかる期待は大きい。本研究では遠隔会議の利点を最大限生かし、COVID-19パンデミック下においても遠隔医療会議(EUS-Asia teleconference)を途切れさせることなく、継続・拡大発展させた。アジア各国のEUS診療の向上、ひいては膵癌診療成績向上に寄与した本研究の社会的意義は大きいものと考える。
|