研究課題/領域番号 |
18K09950
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
名越 智 札幌医科大学, 公私立大学の部局等, 教授 (40264527)
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研究分担者 |
藤宮 峯子 札幌医科大学, 医学部, 教授 (10199359)
山下 敏彦 札幌医科大学, 医学部, 教授 (70244366)
辰巳 治之 札幌医科大学, 医学部, 教授 (90171719)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 整形外科手術教育 / 手術ミス / サージカルトレーニング / CST / 伸縮性処理遺体 / 手術シミュレーション / 手術教育システム / 局所解剖 / 医療安全 / 手術支援教育システム |
研究成果の概要 |
整形外科手術教育は手術中の実践が中心であったが、手術ミスが社会問題となった。整形外科手術手技の向上、医療事故の防止、医療安全の担保が求められる。サージカルトレーニング(CST)では、実際の手術の感覚に近い状態で、生体と同程度の伸縮性処理遺体での手術シミュレーションが可能となり、同時に損傷回避部位・危険部位の展開、局所解剖により周囲の解剖学的構造(神経、血管などの重要組織の部位)と手術野の関係を構築できる。 ご遺体を用いた手術動画、画像は臨床手術で認識できない非可視化域の解剖学的危険部位を立体的に確認するシステムである。この手術教育システムの研究は医療安全に関する教育・研修の機会を提供した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
国民は安全で安心できる医療を求めているが、2000年代に医療ミスが社会問題化した。整形外科における手術教育において、ご遺体を使った効果的な手術手技シミュレーションを行うCSTは、参加医師の手術手技の向上と安全性担保に貢献した。 このトレーニングは、臨床手術では認識できない非可視化域に存在する解剖学的な危険部位を立体的に把握でき、より安全な手術手技の遂行を可能とする。損傷回避部位・危険部位の展開、解剖により周囲の解剖学的構造と手術野の関係を描出する画像、ビデオ通じての教育システムは、安全な医療を提供できる整形外科医の育成に貢献し、国民の健康回復、維持に大いに役に立つ研究である。
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