研究課題/領域番号 |
18K09979
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
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研究機関 | 岩手医科大学 |
研究代表者 |
木村 祐輔 岩手医科大学, 医学部, 特任教授 (30364368)
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研究分担者 |
青木 優子 岩手医科大学, 医学部, 助教 (70530062)
鴻巣 正史 岩手医科大学, 医学部, 講師 (60458180)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 緩和ケア / 緩和ケア地域連携 / 緩和ケアの質の評価 / 緩和ケア質の評価 / 東北緩和ケアレジストリリサーチチーム / 緩和ケア質評価 / 地域連携 / がん終末期 |
研究実績の概要 |
本研究は、がん終末期患者における地域連携の質を評価する新たな指標を開発することを目的として、がん終末期患者を対象に、東北6県の緩和ケアの地域連携状況と、遺族調査による患者QOL評価との関連を解析し、緩和ケア地域連携の質を評価する新たな指標の開発を計画したものである。2019年度は、立案した研究計画の実効性を確認、更にブラッシュアップを行うために、東北地域において緩和ケアの主導的役割を担う医療機関を中心に研究チーム(東北緩和ケアレジストリリサーチチームと命名し、岩手医科大学附属病院をはじめ、東北大学附属病院、秋田大学附属病院、山形県立中央病院ほか) を立ち上げ、レジストリ主要登録項目(症状(ESAS)、緩和ケア病期(Phase of illness: PoI)、AKPS (Australian- modified Karnofsky PS) 、IPOS (Integrated Palliative Outcome Scale)を選定することとした。 2020年4月7日に岩手医科大学倫理委員会より、本研究の倫理申請が承認された(MH2020-003)。この結果を中央審査とした。 しかし、2020年2月から始まった新型コロナウイルス感染拡大を受け、各参加施設において緩和ケア関係の臨床状況の変化(緩和ケア病棟の閉鎖、緩和ケア病棟のコロナ病棟への変換など)が生じたことから、研究開始ならびに研究遂行困難と判断し、東北緩和ケアレジストリリサーチチームで協議の上、2020年度から研究を休止せざるを得ない状況が続いていた。2023年度に入り、ようやく新型コロナウイルスの影響が軽減する目処が立ってきたため、改めて研究の推進を目指したが、依然、緩和ケアチーム活動の縮小、緩和ケア病棟の縮小、あるいは閉鎖を余儀なくされている施設が存在することから、本研究の遂行は困難と判断し中止を決断した。
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