研究課題/領域番号 |
18K09998
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
若杉 雅浩 富山大学, 学術研究部医学系, 准教授 (40377247)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | アドバンス・ケア・プランニング / 高齢者救急 / 緊急度判定 / ACP / トリアージ / 在宅医療 / 救急外来 |
研究成果の概要 |
高齢在宅療養者のトリアージシステム構築する目的で、在宅高齢療養者の“もしも”の場合に受けたい医療・受けたくない医療を決定するプロセスであるアドバンス・ケア・プランニング(ACP)の推進と情報伝達のためのフレームワークとして、高齢者施設、消防機関、救急医療機関との連携を円滑にするための「ACPに基づいた救急搬送連絡票」を作成した。今後、実際に運用開始した連絡票の効果を検証することで高齢在宅療養者のトリアージシステムの検証委を進めていく。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
人生100年時代という超高齢社会において,特に人生の終末期に『患者の意向を尊重した』医療を行うためのAdvance Care Planning:(ACP)の概念が普及しつつあるが,救急対応に関する地域での議論は十分にできてはいない現状がある。本研究の成果により人生終末期の救急医療に関する意思表示の方法,Advanced“Emergency”Care Planningについて検討し、住民が住み慣れた地域で自分らしい暮らしを,人生の最期まで続けることができるようにするために,地域の在宅医療・介護と救急医療の有機的連携ができるようなシステムの構築が期待できる。
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