研究課題/領域番号 |
18K10012
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
大日方 薫 順天堂大学, 医学部, 客員教授 (10204281)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2021年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 二酸化塩素 / 感染症対策 / 院内感染症 / 院内感染予防 / 院内感染 / 院内肺炎 / エアロゾル感染 / 環境感染対策 / 薬剤耐性菌 / 接触感染 |
研究成果の概要 |
気道感染症ウイルスは主にエアロゾルを介して速やかに伝播するためクラスターや集団感染を引き起こす。室内のエアロゾル感染対策としてオゾン、二酸化塩素ガスが有用とされている。しかし、オゾンは比較的高濃度が除菌に必要となるため、人体に対する毒性が問題となる。一方、低濃度の二酸化塩素は有人環境下であっても有効かつ安全な感染対策に用いることが可能である。さらにHEPAフィルターの併用により、より効果的で安全な院内感染対策になる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
二酸化塩素ガスによるエアロゾル感染、水溶液による接触感染に対する抑制効果は基礎研究で確認されている。安全性についても問題ないことから人的、経済的に負担の少ない新たな院内感染の対策として利用できる。二酸化塩素ガス発生装置を病室内に設置することにより、人的な負担なく有効な微生物の低減効果が得られる。さらにHEPAフィルターと併用することにより感染予防効果が更に向上すると考えられ、二酸化塩素は院内感染にも優れた感染予防策である。
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