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エアロゾルと内視鏡自動洗浄機からの非結核性抗酸菌(NTM)の検出と汚染対策の構築

研究課題

研究課題/領域番号 18K10016
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
研究機関鈴鹿医療科学大学

研究代表者

平井 一行  鈴鹿医療科学大学, 薬学部, 助教 (10580847)

研究分担者 横田 憲治  岡山大学, 保健学研究科, 教授 (00243460)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード非結核性抗酸菌 / NTM / エアロゾル / 内視鏡洗浄機 / 抗酸菌 / 内視鏡自動洗浄機
研究成果の概要

本研究では、浴室シャワー水とシャワーにより発生するエアロゾル中に存在する非結核性抗酸菌(NTM)の汚染状況を明らかにし、その汚染対策を構築することを目的とした。シャワーヘッドをフィルターヘッドに交換する事で、シャワー水中のNTM数は検出限界以下となることが分かった。
また、内視鏡自動洗浄機のNTM汚染状況を合わせて調査する事で、現在の清掃間隔・方法で問
題ないかを明らかにすることも目的とした。6台の内視鏡洗浄機についてメンテナス前日の稼働前後とメンテナンス後を3セット計54回調査した。調査のうち、メンテナス前日の3回のみNTMを検出した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

非結核性抗酸菌(NTM)感染者数は世界的にも日本でも増加傾向にあり問題となっている。NTM症は難治化することが多くワクチンがない現状では、感染原因の除去による環境整備が予防策となる。感染経路としてはエアロゾルが発生するシャワーは大きな要因と考えられている。病院内では感染経路として気管支内視鏡が疑われており、内視鏡洗浄機のNTM汚染については報告があるが、NTM検出は難しく、調査不十分となっている。本研究では、浴室シャワー水とシャワーにより発生するエアロゾル中に存在するNTMと内視鏡自動洗浄機のNTMの汚染状況を調査し、対策を講じる事で、NTM感染者数の減少を期待している。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2020 2019

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 高レベル消毒薬の抗酸菌に対する消毒効果の検討2020

    • 著者名/発表者名
      平井一行、、笹原鉄平、林俊治
    • 学会等名
      日本薬学会第140年会(京都)
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 内視鏡洗浄機の細菌汚染調査2019

    • 著者名/発表者名
      平井一行、平井義一、渡辺朱里、 横田憲治
    • 学会等名
      第32 回 日本環境感染学会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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