研究課題/領域番号 |
18K10018
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
|
研究機関 | 関西医科大学 |
研究代表者 |
西垣 悦代 関西医科大学, 医学部, 教授 (70156058)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | コーチング / レジリエンス / セルフケア / 医学教育 / ストレスマネジメント / マインドフルネス / コーチング心理学 / 医学生 / ストレス / ポジティブ心理学 / 認知行動的アプローチ |
研究成果の概要 |
医学生が修学上に直面するさまざまなストレスや危機から立ち直り成長する力(レジリエンス)を高めるために、認知行動コーチングを活用したプログラムを開発した。プログラムユニットは、医学生に多くみられるストレスの測定および解決に活用する強みの測定、現在直面する課題に対して学生が互いに支援できるようになるためのピアコーチング演習、集中力と安定性を養い将来のストレスに対する耐性を高めるためのマインドフルネス演習から構成される。開発した各ユニットの測定具および演習の効果検証の結果を確認し、実用に耐えうるプログラムのプロトタイプが完成した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
6年間の厳しい学業を経て命を預かる重い使命を負う医学生のメンタルヘルスに対する予防的対応は喫緊の課題となっている。本研究で開発したプログラムによって、医学生が自らの強みを活かしつつ、互いにサポートできるピアコーチングによって直面する課題を解決し、さらにマインドフルネスによって将来のストレッサーに対しても予防的に対応できる効果が確認されたことは意義があったと考える。 本プログラムをアレンジすることによって医学生のみならず、他の医療系学生や、医療従事者にも広く適用できる可能性がある。
|