研究課題/領域番号 |
18K10024
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58020:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含む
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
長崎 啓祐 新潟大学, 医歯学総合病院, 講師 (70419315)
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研究分担者 |
沼倉 周彦 山形大学, 医学部, 講師 (00400549)
入月 浩美 新潟大学, 医歯学総合病院, 助教 (80793926)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 中枢性甲状腺機能低下症 / 先天性甲状腺機能低下症 / 新生児スクリーニング / FT4スクリーニング / IGSF1 / TBL1X / 新生児マススクリーニング / 遺伝子解析 / 疫学調査 / 甲状腺機能低下症 |
研究成果の概要 |
中枢性甲状腺機能低下症(CCH)は、FT4スクリーニング(FT4NBS)による早期発見・治療が可能だが、診療実態は明らかでない。目的はCCHの臨床像および分子基盤を明らかにすること。全国調査で収集したCCH78名の臨床像およびTSH単独欠損症(iTSHD)の遺伝学的検討をおこなった。FT4NBS地域から出生した児は28名で、その他の地域ではCCHが見逃されていると示唆された。iTSHD15例中IGSF1変異9例、TBL1X変異を1例同定した。診断契機がFT4NBSであった5例全例にIGSF1変異を同定した。本邦のiTSHDの半数以上にIGSF1変異を同定しその診断にはFT4NBSが有用である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
国内における中枢性甲状腺機能低下症(CCH)の臨床像を始めて明らかにした。また国内の全国調査で収集したTSH単独欠損症に対する分子遺伝学的解析を行い、既報通りIGSF1異常症の頻度が高く、特に新生児スクリーニングでみつかったCCH(TSH単独欠損症)では、全例にIGSF1異常を認めたことを始めて明らかにした。FT4スクリーニングは効率的にCCHを発見できることから、今後全国的なFT4スクリーニング実施に向けて検討が必要である。
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