研究課題/領域番号 |
18K10044
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58020:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含む
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
稲寺 秀邦 富山大学, 学術研究部医学系, 教授 (10301144)
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研究分担者 |
崔 正国 福井大学, 学術研究院医学系部門, 講師 (90572115)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 生活習慣病 / がん / 高齢者 / 天然資源 |
研究成果の概要 |
高齢化社会を迎えたわが国では「身体にやさしい」がん治療により、高齢者のQuality of Life (QOL)を長く維持することが必要である。本研究では、身体にやさしい治療法として確立されている「がん温熱治療」に着目した。温熱誘発がん細胞死を定量化する系を確立し、天然資源由来化合物を用いてスクリーニングを行った。その結果、温熱誘発細胞死を増強する化合物を複数見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高齢者のがん治療は、病気と共存してQOLを長く維持するという視点が重要である。天然資源由来化合物は合成化合物よりも一般的に副作用が低く、高齢者にも投与しやすい。本研究により見出したがん細胞の温熱誘発細胞死を増強する化合物の有効性について、動物実験等により検証を加えることにより、身体にやさしいがん治療法の開発が期待できる。
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