研究課題/領域番号 |
18K10072
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58030:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含まない
|
研究機関 | 北海道千歳リハビリテーション大学 |
研究代表者 |
森 満 北海道千歳リハビリテーション大学, 健康科学部, 教授 (50175634)
|
研究分担者 |
北澤 一利 札幌医科大学, 医学部, 研究員 (00204884)
尚和 里子 札幌医科大学, 医学部, 研究員 (30813919)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 後期高齢者 / 身体活動 / 前向き研究 / 基本チェックリスト / 介護予防 / 日常生活動作 / 認知機能 / 抑うつ状態 / 多重タスク運動 / 健康増進 / 閉じこもり / 寒冷地 / 縦断研究 |
研究成果の概要 |
強度は低いが多重タスクである、ふまねっと運動(F運動)を実施することの高齢者の健康増進への効果を前向き縦断研究の方法で検討した。北海道内8町に在住する75歳から79歳までの3,155人のうち、2018年調査と2019年調査で、それぞれは2,183人と1,956人からF運動の実施状況や基本チェックリストなどに関する回答を得た。 その結果、過去1年間にF運動を実施していたことは、日常生活関連動作低下のリスクが男女とも有意に低く、閉じこもりのリスクが女性で有意に低く、認知機能低下のリスクが男性で有意に低く、抑うつ状態のリスクが女性で有意に低かった。 F運動を実施することによる健康増進の効果が示唆された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
強度は低いが多重タスクである、ふまねっと運動(F運動)を実施することの高齢者の健康増進への効果を前向き縦断研究の方法で検討した。その結果、過去1年間にF運動を実施していたことは、日常生活関連動作低下のリスクが男女とも有意に低く、閉じこもりのリスクが女性で有意に低く、認知機能低下のリスクが男性で有意に低く、抑うつ状態のリスクが女性で有意に低かった。F運動を実施することによる健康増進の効果が示唆された。
|