研究課題/領域番号 |
18K10088
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58030:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含まない
|
研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
上原 里程 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (90276999)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | 心肺蘇生法 / 乳幼児 / 保護者 / 啓発 / 自治体 / 知識普及 |
研究成果の概要 |
市町村が実施する乳児家庭全戸訪問事業において乳児宅を訪問する際に心肺蘇生法(CPR)のリーフレットを配布し、その後9~11か月児健康診査時に保護者の心肺蘇生法に関する知識、意識を評価した。3歳児の保護者を対象にした先行研究と同様に、9~11か月児の保護者においても子どものCPRの認識と母親の勤務状況との関連が観察された。一方、リーフレット配布の有無で母親のCPRに関する知識や意識に関する項目に有意な差が観察されなかった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
3歳児の保護者を対象にした先行研究と同様に、9~11か月児の保護者においても子どもの心肺蘇生法(CPR)の認識と母親の勤務状況との関連が観察された。子どものCPRの普及啓発には母親の勤務状況を考慮したポピュレーションアプローチが望ましいと考えられる。一方、リーフレット配布の有無で母親のCPRに関する知識や意識に関する項目に有意な差が観察されなかった。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、協力自治体の乳幼児健診が休止となり対象者数が減少してしまったことから、今後は対象者数を増やして効果検証を行う必要がある。
|