研究課題/領域番号 |
18K10114
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58030:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含まない
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
柿崎 真沙子 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 講師 (20580872)
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研究分担者 |
村山 洋史 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究副部長 (00565137)
田淵 貴大 地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪国際がんセンター(研究所), その他部局等, がん対策センター疫学統計部 特別研究員 (20611809)
丹治 史也 日本赤十字秋田看護大学, 看護学部看護学科, 講師 (80848242)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 中高年 / 災害 / 不況 / メンタルヘルス / 生活習慣 / 疫学 / 社会状況 |
研究成果の概要 |
2005年以降の社会状況の変化(2008年の世界的不況、2011年の東日本大震災等)の影響および調査期間中の個人属性(雇用状況、教育歴、婚姻状況等)が健康や生活習慣にどのように影響しているのかを検討した。 日本に居住する中高年者において、2011年に起きた東日本大震災によりK6の得点が短期的に上昇する傾向が見られ、その傾向には地域によって違いが見られた。2008年の世界経済不況によって、日本人中高年者の喫煙状況、飲酒頻度は少なくとも短期的に減少していたが、男女ともにメンタルヘルスは悪化していた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本における中高年者の大規模縦断調査により、世界的不況や震災といった社会状況の変化が、心理的ストレスや喫煙、飲酒といった生活習慣に影響を及ぼしていることが本研究より示唆された。またその影響は、居住地や職業、性別によって異なることも示された。この結果より、社会的状況の変化があった際には特にメンタルヘルスについてはサポートが必要である事が示された。
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