研究課題/領域番号 |
18K10146
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 聖カタリナ大学 (2020) 宮崎大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
坂下 恵美子 聖カタリナ大学, 人間健康福祉学部, 講師 (70511195)
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研究分担者 |
大川 百合子 宮崎大学, 医学部, 准教授 (60270055)
西田 佳世 聖カタリナ大学, 人間健康福祉学部, 教授 (60325412)
久保 江里 宮崎大学, 医学部, 助教 (60825355)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 新人看護師 / 中堅看護師 / 看取り教育 / OJT / 終末期がん患者 / 看取り / 支援 / プログラム開発 |
研究実績の概要 |
本研究は、新人看護師が終末期がん患者の命に寄り添う力を育む看取りOJT(On the Job Training:職場内教育)支援プログラムを開発するものである。OJTで中堅看護師が新人看護師に実践可能な看取り教育の指導・支援方法を明らかにするために、「中堅看護師の新人教育及び看取り教育への困難要因」について検討した。 初年度は文献検討を行い、中堅看護師の新人看護師への支援の在り方が、新人の臨床実践能力に影響を与えることの示唆を得た。文献検討の結果を踏まえて、中堅看護師を対象とする「新人看護師への看取り教育に関する自記式質問紙」を作成し、経験15年以上の看護師4名にプレテストを行い、質問内容をⅠ~Ⅴ項目に整理した。 自記式質問紙は、九州・沖縄・中国・四国の病床数200床以上の一般病院42施設に配布し、臨床経験5年以上の看護師に解答を依頼した。回収率は37.13%であった。分析の結果、病棟の教育経験有り群の方が「Ⅲ.新人教育にかかわることへの思い」において、教育経験無し群より有意に得点が高いことがわかった。同じ臨床経験を積んだ中堅看護師であっても、病棟での教育経験が無いと、新人に言葉や技術を見せて指導することに戸惑いや困難感を抱えていることが示唆された。
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