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輸液実施部位の中枢側から血管外漏出を予防しながら採血するための基礎研究

研究課題

研究課題/領域番号 18K10149
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58050:基礎看護学関連
研究機関青森県立保健大学

研究代表者

小池 祥太郎  青森県立保健大学, 健康科学部, 講師 (30553317)

研究分担者 及川 正広  東北福祉大学, 健康科学部, 講師 (60537009)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワード血管外漏出 / 採血 / 輸液 / 採血部位
研究成果の概要

輸液を一時的に止めた上で、輸液実施部位の中枢側から採血を行うと、輸液を再開させたときに高濃度の輸液が採血部位に流れ込むことになります。採血部位の静脈は穿刺した影響で脆弱になっており、そこから血管外漏出を起こす可能性が高まります。輸液が血管外に漏出すると、急性炎症を引き起こし、輸液の種類によっては壊死を起こすこともあります。この現象を予防する方法を検討するため、採血部位を圧迫止血したまま輸液を再開ことで血管外漏出が予防できるかをラットを用いて検討しました。実験の結果、圧迫止血した場合としなかった場合で統計的な有意差が認められ、圧迫止血は採血部位からの血管外漏出を6倍抑える効果が認められました。

研究成果の学術的意義や社会的意義

今回の研究は輸液実施部位の中枢側から採血する状況を想定しましたが、輸液実施部位の中枢側に何らかの理由で静脈にアプローチをしなくてはならない場合についても、圧迫止血をすることで血管外漏出を予防できると考えられます。血管外漏出は著しく患者のQOLを低下させる現象であり、これを予防するという考え方は看護学にとって重要なアプローチであり、その一助となる研究であると考えます。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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