研究課題/領域番号 |
18K10153
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 石川県立看護大学 |
研究代表者 |
丸岡 直子 石川県立看護大学, 看護学部, 名誉教授 (10336597)
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研究分担者 |
石川 倫子 石川県立看護大学, 看護学部, 教授 (80539172)
武山 雅志 石川県立看護大学, 看護学部, 名誉教授 (50381695)
林 一美 石川県立看護大学, 看護学部, 教授 (30279905)
林 静子 富山県立大学, 看護学部, 准教授 (30346019)
吉田 千文 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 教授 (80258988)
樋口 キエ子 群馬医療福祉大学, 看護学部, 教授 (60320636)
田村 幸恵 石川県立看護大学, 看護学部, 講師 (20336605)
中嶋 知世 (田淵 知世 / 中嶋) 石川県立看護大学, 看護学部, 助教 (60638732)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 在宅療養移行支援 / 退院支援 / 退院調整 / 患者・家族との対話 / 病院看護師 / 患者との対話 / 看護師 / 当事者との対話 / 在宅療養移行支援システム |
研究成果の概要 |
本研究の目的は患者・家族との対話を基盤とした在宅療養移行支援システム構築を図るための支援プログラムを開発し,そのプログラムの有用性を明らかにすることである.患者・家族との対話を可能にする看護師の行動や看護師長の役割行動を明らかにしたうえで,患者・家族との対話場面を再構成した在宅療養移行支援研修プログラムを開発した.研修プログラムは,対話の効用と対話促進への学びを生み出し,患者・家族と看護師の対話が必要となる支援内容の実施状況を促進した.システム構築には,看護師が患者・家族との対話が可能となる環境整備と患者・家族との対話に焦点をあてた研修プログラムの実施の重要性が示唆された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
患者の意思決定と生活への自立支援が根幹となる在宅療養移行支援は,看護師と患者・家族との対話を通して当事者が直面する課題に取り組む必要がある.本研究で明らかにした看護師が患者・家族との対話を可能にする看護師や看護管理者の行動や患者・家族との対話を基盤とした研修プログラムの有用性は,在宅療養移行支援における看護師の対話スキルの向上に寄与し,患者の意思を尊重した在宅療養移行支援につながる.
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