研究課題/領域番号 |
18K10162
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
|
研究機関 | 獨協医科大学 (2023) 茨城キリスト教大学 (2018-2022) |
研究代表者 |
辻 容子 獨協医科大学, 看護学部, 教授 (80460103)
|
研究分担者 |
横山 悦子 順天堂大学, 保健看護学部, 教授 (40329181)
杉原 真裕子 茨城キリスト教大学, 看護学部, 助教 (90737941)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
キーワード | 高齢者 / 転倒予防 / 看護師 / 観察 / 転倒防止 / 移動援助技術 / 視線計測 / 転倒 |
研究成果の概要 |
本研究は、医療施設内の高齢者の転倒防止に向けて、高齢者が移動する際の熟練看護師の観察点を分析し、高齢者の移動援助モデルを構築することを目標とした。移動援助の設定として看護援助場面を選定するために文献検討を行った結果、排泄介助、車いす移乗、歩行支援が多かった。移動援助が多い排泄時の観察点を分析した研究は、トイレ内での動作場面は座位までであり、排泄後から歩行に至るまでの観察点は具体的に明らかにされていなかった。今後高齢者の移動援助場面の視線計測を行う時には、排泄場面の一連の過程を分析対象として転倒防止に向けて看護師の観察点を探究する。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
移動援助を実践するには、対象の活動レベルを確認し、高齢者のできる活動を見守りながら支援することが求められる。それには、対象者を観察する視点を明らかにすることが必要であり、高齢者の移動時にバランスを崩しやすいとされる排泄場面の観察指標の開発が必要である。この観察点を開発することは、移動援助を数値として示し、モデル化することに貢献できるであろう。今後、高齢者の転倒兆候をいち早く察知する観察点を熟練看護師の実践を基に明らかにすることは、転倒防止に貢献できると考える。
|