研究課題/領域番号 |
18K10166
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 長野県看護大学 (2022-2023) 順天堂大学 (2018-2021) |
研究代表者 |
古川 亮子 長野県看護大学, 看護学部, 教授 (90300095)
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研究分担者 |
遠山 紗矢香 静岡大学, 情報学部, 講師 (80749664)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 看護情報学 / 医療情報学 / 情報学 / 看護教育 / 看護師 / ICT |
研究成果の概要 |
本研究は、今後の医療やICTの発展に適応できる看護師の育成および看護ケアの質の向上を目指すため、日本の看護教育機関における看護情報学に関する教育の実態を把握し、看護師および看護学生への教育方法の基礎構築を行うことを目的とした。1段階目では、2019年に日本の看護教育機関における情報学教育の実態調査(309校参加)、日本の看護教員のICT利用状況と情報学に関する学習意欲の調査(849名参加)、日本の看護職者の看護情報学に関する実態調査(3,554名参加)を行った。2段階目では、1段階目の結果を受け臨床現場の看護職者へのe-learningで看護情報学教育(4回の講義)を実施した(30名参加)。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本のICTの利活用は、COVID-19感染拡大により、教育機関では急速に推進されたが、医療機関はCOVID-19感染への対応に追われたためか、大きな変化はみられていない。医療機関では、ICTのみならずAIの普及による影響は不可避であり、医療従事者で最も人数の多い看護職者がより質の高い看護を提供するためには、看護情報学の知識・技術を獲得することは重要である。 これまで日本の看護教育や看護職者の情報学/医療情報学/看護情報学に関する基礎情報がなかったため、本研究で現状を把握し、そして試験的な看護情報学教育を看護職者に提供できたことは、今後の看護情報学教育の基盤づくりとして有用であると考えられる。
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