研究課題/領域番号 |
18K10179
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 令和健康科学大学 (2022) 産業医科大学 (2018-2021) |
研究代表者 |
児玉 裕美 令和健康科学大学, 看護学部, 准教授 (80584515)
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研究分担者 |
岡田 なぎさ 産業医科大学, 産業保健学部, 准教授 (20341521)
松井 聡子 福岡女学院看護大学, 看護学部, 助教 (30710610)
遠藤 淑美 鳥取看護大学, 看護学部, 教授 (50279832)
辻 慶子 令和健康科学大学, 看護学部, 教授 (60336188)
中田 光紀 国際医療福祉大学, 医学研究科, 教授 (80333384)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 看護師 / リラクセーション法 / 自律神経活動 / 疲労感 / 職業性ストレス / リラクセーション / 生理的指標 |
研究成果の概要 |
看護師の健康管理対策として、リラクセーション法に着目し、その効果を簡便かつ客観的に評価するために、交感・副交感神経機能を6つのパラメータで算出し評価できるウェアラブル生体センサを用いて効果を検証した。 その結果、副交感神経系が優位なリラックス状態でありながらも意欲向上としての交感神経系の活動亢進が認められた。自律神経活動を多面的に評価することで、リラクセーション法による効果を客観的に捉えることができたといえる。また今回用いた漸進的筋弛緩法は、1回のみの実施であっても自律神経活動そのものを活性化させる効果があり、看護師の健康管理対策の一助として有効であると考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
リラクセーションの介入方法や評価方法は多岐にわたっており、リラクセーション法の研究の課題として、エビデンスレベルの高い研究がないことが指摘されている 本研究では、リラクセーション法の効果を簡便かつ客観的に評価する方法として、自律神経活動の多面的な評価を用いて効果の検証を行った。これにより、様々なリラクセーション法の効果を統一した方法で評価することが可能となると考えられる。さらに今後は様々な種類のリラクセーション法や、それらの組み合わせによる介入で効果を検証していくことで、リラクセーション法のエビデンスレベルを高めていくことができる。
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