研究課題/領域番号 |
18K10182
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
中山 登志子 千葉大学, 大学院看護学研究院, 教授 (60415560)
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研究分担者 |
舟島 なをみ 新潟県立看護大学, 看護学部, 教授 (00229098)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 研究指導 / 修士論文 / 看護系大学院修士課程 / 経験 / 看護学教員 / 尺度開発 / 研究指導能力 / 修士論文指導 / 研究指導経験 / 看護系大学院 / 修士課程 / 自己評価尺度 |
研究成果の概要 |
本研究は、研究指導能力の自己評価に活用可能な尺度の開発に向け、看護系大学院修士課程の指導教員10名を対象に半構造化面接を行い、研究指導経験を表す26概念を創出した。26概念とは、【論文完成に向けた授業時間内指導と個人教授】、【研究各段階への移行効率化に向けた学生への準備情報提供と助力者配置】、【学生の研究意欲持続に向けた努力の承認と激励】等である。 26概念は、修士論文の指導教員が自身の指導を客観的に理解し、指導の質向上に向けた基礎資料として活用できる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで修士論文指導に携わる教員の経験は、海外の先行研究により行われ、指導の特定の側面に焦点を当て一部の経験が解明されていた。一方、本研究は、修士論文とする研究の開始から論文審査まで修士課程の修了要件に不可欠な「修士論文完成」に関わるすべての経験を解明しており、これは本研究の独創性に値する。これら26概念は、修士論文指導に携わる教員の研究指導経験の総体を表しており、教員が自身の研究指導の状況を客観的に理解するために活用できる。 また、これら26概念を基盤にした尺度の開発は、わが国の重要課題である国際的に通用する研究成果の産出と研究者の養成に貢献する。
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