研究課題/領域番号 |
18K10195
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 埼玉県立大学 |
研究代表者 |
鈴木 玲子 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (20281561)
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研究分担者 |
常盤 文枝 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (00291740)
東 宏行 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (00425373)
宮部 明美 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 助教 (10708522)
西田 乃生子 (山口乃生子) 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (70381431)
中澤 良子 (大場良子) 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (80381432)
東口 晴菜 埼玉県立大学, 大学院保健医療福祉学研究科, 大学院研究員 (60890530)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 中堅看護師 / 教育力 / アクティブラーニング / 研修 / アクティブ・ラーニング |
研究実績の概要 |
本研究は、中堅看護師の教育力育成を目指した研修プログラムを独自に作成し、中堅看護師の教育力深化を目指した効果検証することを目的としている。フェイズⅠからフェイズⅢで研究を構成し、中堅看護師の教育力深化を目指したアクティブラーニング型研修プログラムを開発し、その効果を検証する評価を行う計画である。 現在までのところ、フェイズⅠとして「中堅看護師の教育力」の定義づけを、Rodgersの概念分析の手法を用いた「中堅看護師の教育力」の概念分析により明らかにした。その結果、中堅看護師の教育力には、看護実践や問題解決行動、自己研鑽を繰り返すことで高まることを導き出した。 今年度は、フェイズⅠで得られた中堅看護師の教育力を育む教育内容を絞り、研修プログラムにはグループ活動を活用したPBL(Problem Based Learning)、リフレクションなどを取り入れることを検討した。また研修プログラムの有効性を検証する方法について、文献調査による概念分析をもとに、研究者間で中堅看護師の教育力測定の尺度を作成した(フェイズⅡ)。 新型コロナウイルス感染症の影響によって研修方法を集合研修からオンラインを活用した遠隔手法に変更するなど、フェイスⅢで用いる研修の介入方法について大幅な見直しをする必要が生じたが、2023年度には研修プログラム開催の目途も立てられ、研究のフェイズ3である介入研究を実施する調整ができた。研究期間は2年の延長となったが、研究目的を達成できる目途はが立っている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
研究スケジュールは、新型コロナウイルス感染症の影響により研究参加者となる中堅看護師の確保が困難な状況になったこと、研修方法の大幅な見直しなどにより研究の進行は遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
次年度は、中堅看護師の教育力測定の尺度の内容妥当性と表面妥当性の検討、尺度の信頼性と妥当性を検討する。そして作成した研修プログラムを中堅看護師に介入し、てその前後での教育力測定評価を用いて検証する予定である(フェイズⅢ)。
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