研究課題/領域番号 |
18K10209
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 国際医療福祉大学 |
研究代表者 |
鈴木 英子 国際医療福祉大学, 医療福祉学研究科, 教授 (20299879)
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研究分担者 |
丸山 昭子 松蔭大学, 公私立大学の部局等, 教授 (20338015)
吾妻 知美 京都府立医科大学, 医学部, 教授 (90295387)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | アサーティブネス / 若手看護師 / 情動知能 / 新卒看護師 / バーンアウト / アサーティブネストレーニング / 関連要因 / 影響要因 |
研究成果の概要 |
若手看護師のアサーティブネスの関連要因を明らかにしアサーティブネス向上のための一助とする。 5つの病院の看護部長より協力が得られた若手看護師を対象に自記式質問紙調査を実施した。NNAS及び情動知能の平均に性別に差が認められた。女性805人男性72人の平均年齢、NNAS及び情動知能の平均はそれぞれ22.60±3.07、67.4±10.1、11.3±2.2であった。女性が男性よりよりも有意に(p<0.01)NNASの総合得点、下位尺度非主張得点が高かった。また、重回帰分析の結果アサーティブネス総合得点の関連要因として外向性、看護実践、神経症傾向、看護経験年数、バーンアウトが選択された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
男性よりも、女性の方が自己主張できないが、甘受傾向の強い他者からの不当評価を甘受する率直でない受け身的自己表現の者は男女で変わりなかった。自己主張できない者は看護実践の自信がなく、判断が遅く、バーンアウトしやすく、神経症傾向、チーム連携がうまくできないなどネガティブな特徴が認められた。特に甘受傾向のあるものは、情動知能が低く、勤勉性も低い可能性もあり、特にサポートが必要である可能性が考えられた。これらの結果をもとにアサーティブネストレーニングプログラム作成の一助とする。
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