研究課題/領域番号 |
18K10215
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
原田 静香 順天堂大学, 医療看護学部, 准教授 (10320714)
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研究分担者 |
仲里 良子 順天堂大学, 医療看護学部, 助教 (50814571)
櫻井 しのぶ 順天堂大学, 医療看護学部, 教授 (60225844)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | ディープラーニング / 保健師教育 / ICEモデル / 地域診断 / アクティブラーニング / 保健師基礎教育 / ICEルーブリック |
研究成果の概要 |
アクティブラーニングを経験した学生が、その体験を通して深い学び(ディープラーニング)へと達成するために必要な学びの質を自己評価する際に活用する測定用具を開発することを目的としている。尺度を作成するにあたり、対象は4年制の看護大学において保健師教育に焦点を当てた。尺度はICEモデルの理論を用いた上で文献検討や半構造化面接調査法により原案を作成した。尺度を活用した結果、浅い学びから深い学び(ディープラーニング)へと進むにつれ、到達する学生が減少することが分かった。面接調査法では尺度使用により自分自身で学びの方向や深さについてリフレクションするために尺度を用いることが可能であるとの結果が得られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は高等教育におけるアクティブラーニングの授業による学生の学びの質が、簡便に評価できる。尺度を利用して自己評価することで、学生自身が学びの質や深さの過不足をタイムリーに認識し、再学習へと繋げることができると考える。この成果は大学教育におけるアクティブラーニングの推進に貢献し、<活動に焦点を合わせただけの指導ではないのか>や、<学生が浅い学びに終わっていないか>などの疑問を解消するための評価に役立つと期待できる。具体的には、授業終了時に教員自身の授業評価への転用にも有用である。
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