研究課題/領域番号 |
18K10220
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 人間環境大学 |
研究代表者 |
伊藤 千晴 人間環境大学, 看護学部, 教授 (20434574)
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研究分担者 |
篠崎 惠美子 人間環境大学, 看護学部, 教授 (50434577)
栗田 愛 人間環境大学, 看護学部, 講師 (50759149)
早瀬 良 中部大学, 生命健康科学部, 講師 (90571927)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 看護倫理 / 認知症患者 / 遠隔アドバイスシステム / 対応マニュアル / 救急医療 / 認知症高齢患者 / 倫理的問題 / 遠隔研修 / 遠隔アドバイスシステムの構築 / 尊厳 / 認知症患者対応マニュアル / 患者の尊厳 / 看護者の倫理綱領 / 事例検討会 / 患者の権利 |
研究成果の概要 |
本研究は、【患者の尊厳確保】【認知症悪化の防止】のための認知症患者への倫理的対応マニュアルを作成し、広く普及させ、効果的に活用ができるよう遠隔アドバイスシステムを構築しサポート体制を整えることを目的とした。救急医療に従事する看護師の認知症患者に関する倫理的問題を明確にし、その結果に基づき対応マニュアルを作成することができた。有効性について海外の専門家からの意見を聞くことが難しい状況ではあったが、国内の専門家及び臨床現場の教育担当者と繰り返し検証を行っている。また専用のホームページを開設し、臨床の看護師間でのネットワークづくり及び遠隔アドバイスシステムの試用および評価を進めている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、全国の救急病院に従事する看護師を対象に認知症患者に関する倫理的問題を明確にし、その結果に基づき倫理的対応マニュアルを作成した。マニュアルは専門家間での検討を繰り返した。併せて、マニュアルを広く普及させ、効果的に活用ができるよう遠隔アドバイスシステムを構築しサポート体制を整えることができた点は認知症患者の尊厳と権利を守り、安心して治療・ケアが受けられる体制の基盤を作ることができたと評価し社会的意義がある。
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