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倫理的看護実践を可能にする組織の条件に関する質的・理論的研究

研究課題

研究課題/領域番号 18K10221
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58050:基礎看護学関連
研究機関大阪医科大学

研究代表者

小林 道太郎  大阪医科大学, 看護学部, 准教授 (30541180)

研究分担者 真継 和子  大阪医科大学, 看護学部, 教授 (00411942)
小西 由起子  森ノ宮医療大学, 保健医療学部, 講師 (70802958)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード看護倫理 / 組織 / インタビュー / 組織倫理 / 職位
研究成果の概要

組織が看護師の実践の倫理性にどう影響するか、また個人の振舞いが組織にどう影響するかを探索するため、スタッフ看護師、看護師長、看護部長にインタビューを行った。看護師が倫理的問題や疑問に気付いたときに、適切な対処を検討したりこれまでのやり方を変えたりするためのコミュニケーションの可能性には、諸個人に心理的安全を感じさせる組織の風土や諸個人間の信頼関係等が関わっていた。また病棟の業務の特性や多忙さ等によっても実践の倫理性は影響されることが看護師たちに感じられていた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

看護倫理はこれまで個々の看護師の倫理性の問題として捉えられることが多かったが、看護師は組織の一員として看護を行っている以上、これを組織の面からもさらに検討していく必要がある。多くの組織で倫理研修や倫理委員会の活動などが行われているが、それらはしばしば、諸個人に対する組織の影響という観点が不十分であり、たとえば個人の倫理的感受性の向上や能力向上等を目標としている。個人と組織との関係が明らかになることによって、目指されるべき組織のあり方もより明確になり、よりよい組織を目指した活動や実践にも多様な可能性が考えられることになる。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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