研究課題/領域番号 |
18K10224
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 日本赤十字九州国際看護大学 |
研究代表者 |
本田 多美枝 日本赤十字九州国際看護大学, 看護学部, 教授 (40352348)
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研究分担者 |
福田 美和子 東京慈恵会医科大学, 医学部, 准教授 (80318873)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 省察的実践 / リフレクション / プログラム開発 / 看護管理者 / 共同思考 / 省察 / 学習する組織 / 支援プログラム |
研究成果の概要 |
本研究は、看護管理者を対象に「実践-省察-共同思考を中核とした看護管理者支援プログラム」を開発することで、省察的実践の推進に資することを目的とした。共同思考の場となるワークショップを3か月毎に3回実施し、その間は各自の問題意識に基づく実践と省察を臨床現場で繰り返すプログラムとした。10病院の看護係長15名を対象に本プログラムを実施した結果、「省察的実践」の合計得点及び3下位概念のいずれも、プログラム前、終了時、終了3か月後と順に高いことが明らかとなった。本プログラムで設定した複数回の共同思考の場は、看護管理者が省察的実践の推進者としての成長を助けるものとなり得ることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発した「実践-省察-共同思考を中核とした看護管理者支援プログラム」は、看護管理者が省察的実践者として成長することを支援するプログラムとして独自性がある。また、その波及に向けて、企画者用と参加者用のパンフレットおよび評価指標である「省察的実践自己評価ツール(看護管理者用)」を作成した。これにより、本プログラムは広く臨床教育に活用でき、リフレクションが促される組織作りに寄与する看護管理者育成に有用であると考える。
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