研究課題/領域番号 |
18K10230
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
前田 留美 東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 特任講師 (60341971)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 看護継続教育 / 臨床判断 / シミュレーション教育 / 現任教育 / 研修設計 / 継続教育 / 看護教育 / 看護教育者育成 |
研究成果の概要 |
本研究では国内の看護継続教育におけるシミュレーション教育の現状についての文献検討、造血幹細胞移植後の皮膚GVHDに対する看護師の臨床判断の調査結果、看護教育者コア・コンピテンシーを参考にし、臨床看護教育における教育担当者育成プログラム(案)を作成した。プログラムは教育ニードの分析、インストラクショナルデザイン(研修設計法)を用いた研修設計の2部で構成されており、受講後研修設計が行えることを目指した。 2施設の教育担当者を対象としてプログラムを実施し、受講者の反応は良好であった。今後はこのプログラムに臨床判断の正確性を向上させる教育担当者の介入を加える予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は、日本の看護現任教育における教育担当者育成プログラムのパイロット版を作成したことである。本プログラムは教育担当者が所属施設の教育ニードを分析し、受講者の学習準備性を踏まえた研修設計ならびに研修の評価が行えることを目標としており、2施設の教育担当者がプログラムを受講後、研修の設計・実施・評価を行うことができた。 新人看護師研修が努力義務化されて以降、現任教育における教育担当者育成は質・量ともに求められてはいるものの、育成機関は存在せず、現任教育担当者の自己研鑽に委ねられている状況であったが、本プログラムにより教育担当者の育成がより効率的に実施できるようになると考えられる。
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