研究課題/領域番号 |
18K10232
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
内海 桃絵 大阪大学, 医学系研究科, 准教授 (40585973)
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研究分担者 |
内藤 知佐子 京都大学, 医学研究科, 研究員 (10405053)
谷口 初美 福岡女学院看護大学, 看護学部, 教授 (30295034)
任 和子 京都大学, 医学研究科, 教授 (40243084)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | シミュレーション / ファシリテータ / ファシリテーションスキル / 成長過程 / プログラム開発 / シミュレーション教育 / 自信 |
研究成果の概要 |
看護シミュレーション教育のファシリテーターの成長のプロセスについてのインタビューから、対象者は機会を逃さずに実践を繰り返し、指導者から継続的な支援を受け、仲間との内省を行っていた。それにより、ファシリテーター役割を概念化し、さらにファシリテーションスキルを日常看護業務における新人看護師指導に役立てるなど応用もしていた。ファシリテーター支援には、基本的なスキルを教授するとととお互いに支えあえるコミュニティーの形成が必要であった。また、ファシリテーターが研修のゴール達成に向けてデブリーフィング場面で活用しているのは、場づくりのスキル、対話と学びを促進するスキル、構成するスキルであった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
シミュレーション教育は、看護師、看護学生だけでなく、医師や薬剤師など医療専門職の知識・技術・態度を含めた実践能力を向上させる手法であり、今般のコロナ禍による医療現場の混乱からシミュレーション教育の必要性はますます高まっている。シミュレーションベースの学習体験において、ファシリテーターによるデブリーフィングは不可欠な要素である。本研究では、ファシリテーターとしての成長に必要な支援とデブリーフィングスキルを明らかにした。これらの知見はより効果的な教育プログラム作成に寄与するものと考える。
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