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新卒看護師のプロアクティブ行動を促すスタッフナースのための教育実践ガイドの開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K10240
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58050:基礎看護学関連
研究機関神戸市看護大学

研究代表者

グレッグ 美鈴  神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (60326105)

研究分担者 脇坂 豊美  甲南女子大学, 看護リハビリテーション学部, 准教授 (50315321)
林 千冬  神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (60272267)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 交付 (2019年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード新卒看護師 / プロアクティブ行動 / 質問紙調査 / 影響要因 / 組織適応 / 先輩看護師 / 支援 / スタッフナース / 教育実践ガイド
研究実績の概要

新卒看護師のプロアクティブ行動を促すスタッフナースのための教育実践ガイドの資料とするために、質問紙調査を実施した。質問紙は、若年就業者を対象としたプロアクティブ行動とそれに関わる要因に関する実証的研究で用いられたもの(尾形,2016)を使用許諾のもとに使用した。5病院1,109名に質問紙を配布し、630名(回収率56.8%)から回答を得た。有効回答627部(有効回答率99.5%)に対して記述統計、Kruskal-Wallis検定、相関分析、重回帰分析を行い、臨床経験1年目~7年目の看護職者のプロアクティブ行動の実態およびプロアクティブ行動と組織適応、職場特性、個人特性の関連を明らかにした。2020年度に学会発表を予定している。
新卒看護師の教育に関わる先輩看護師を対象として、病院で事例検討会を開催予定であったが、COVID-19の影響により、研究者が病院に入ることができず、検討会は開催できていない。事例検討会の事例については、検討会の参加者から新卒看護師の指導が捗らなかった実際の事例を提供してもらう予定であったが、臨床の研究協力者から、昨今の状況の中で事例作成は困難とのアドバイスがあり、事例は研究者が新人教育支援を行っている病院の相談記録から作成することとし、倫理審査を経て、事例作成を行っている。
初年度に実施した臨床経験2年目の看護師と新卒看護師を指導する立場の看護師に対するインタビュー調査結果は、2つの国際学会で発表を予定したが、COVID-19の影響で、1学会はWeb掲載発表となり、もう1学会は渡航中止が望ましいと判断し、発表を辞退している。社会情勢を見ながら、今後の発表を考える予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

新卒看護師の教育に関して、病棟への適応を促す先駆的な取り組みをしている国内外の病院の訪問調査を行う予定であったが、COVID-19の影響で病院に訪問することが出来なかった。病院内で実施予定であった新卒看護師の教育を行う先輩看護師を対象とした事例検討会も、部外者が病院に入ることができず、実施できていない。しかし事例作成など事例検討会の準備は実施している。

今後の研究の推進方策

病院内で事例検討会を開催することは、今後もしばらく困難な状態が続くことが予想される。そのため予定していた協力病院に限定せず、研究者が行っている勉強会に参加している様々な病院で働く臨床看護師などを対象として、病院外での事例検討会の開催を検討中である。

報告書

(2件)
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

研究成果

(1件)

すべて 2020

すべて 学会発表

  • [学会発表] Senior nurses’perspectives of newly graduated nurses’ proactive behavior in Japanese hospitals2020

    • 著者名/発表者名
      Misuzu F. Gregg, Chifuyu Hayashi, Toyomi Wakisaka
    • 学会等名
      The 6th International Research Conference of World Academy of Nursing Science
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • 国際共著/国際学会である

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2021-01-27  

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