研究課題/領域番号 |
18K10243
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 大阪府立大学 (2019-2020) 愛媛県立医療技術大学 (2018) |
研究代表者 |
相原 ひろみ 大阪府立大学, 看護学研究科, 准教授 (10342354)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 看護倫理 / 尺度開発 / プログラム開発 / 看護教育 / 看護実践 / 看護学生 / 倫理的行動 |
研究成果の概要 |
「看護大学生の看護実践における倫理的行動自己評価尺度」の信頼性・妥当性の検証を行い、使用できる尺度であることを確認した。その後、倫理的行動に関連する要因の検証を行い、看護大学生の倫理的行動には道徳的感受性が関連していることを確認した。従来型の授業を受けている学生を対象に、本尺度を用いて倫理的行動についてデータ収集を行った。 リフレクティブサイクルによるデブリーフィングを取り入れた教育プログラムの開発を行い、プログラムに基づいて授業を実施する前10月と授業後の半年以後に行われる実習後にデータ収集を行い、倫理的行動について検証し、プログラムの効果を検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
倫理的行動を自己評価する尺度の信頼性・妥当性を検証したことは、今後、学生が看護実践を振り返り自己評価するうえで活用できる重要なツールを開発・提供できたと考える。また、関連要因の検討として道徳的感受性が影響していること(決定係数0.38)が確認された。 リフレクティブサイクルによるデブリーフィングを取り入れた教育プログラムの開発により、倫理的行動に変化が生じるかについて検証したことで、看護教育にリフレクティブサイクルを活用する効果を検証できたと考える。
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