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量的な看護研究における統計手法利用の現状分析と報告のためのガイドラインの提案

研究課題

研究課題/領域番号 18K10244
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58050:基礎看護学関連
研究機関大分県立看護科学大学

研究代表者

佐伯 圭一郎  大分県立看護科学大学, 看護学部, 教授 (50215521)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワード看護研究 / 論文作成 / 量的研究 / 統計学 / ガイドライン / 論文執筆
研究成果の概要

主要看護系学術雑誌を調査した結果,論文執筆ルールについてAPA準拠を指示する学会もあったが,大部分は文献表記を指定する程度であった。また,2017年度の原著論文340編中,量的研究は160編(47.1%)であり,基本的統計手法以外では尺度利用に関連した手法の出現頻度が高いことが特徴的であった。
作成したガイドラインの構成は,「1.このガイドラインについて」でねらいや使い方を,「2.記載すべき事項」として,統計領域に限定せず論文等に記載すべき事項を整理した。「3.統計解析の記載について」では,方法での記載,結果の表記(図表含む),結果の読み取りにおける注意点などを整理している。

研究成果の学術的意義や社会的意義

成果物としてまとめられたガイドラインは,学術的にはまったく新規なものという訳でなく,まだ改良の余地が残っているが,多くの異なる研究領域から影響を受けて発展し,研究報告のルール等にゆらぎの存在する看護研究の分野に,量的看護研究報告のための独自のガイドラインを整理したことは意義深いものである。
また,特に研究のビギナーに教育的視点からも対応している点で,研究において中心的課題ではないが難しいポイントである論文の執筆や研究計画作成時の支援として,看護研究の今後の量および質的な発展に寄与するものである。

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2021 2019 その他

すべて 学会発表 (2件) 備考 (2件)

  • [学会発表] 統計解析を中心とした量的看護研究論文執筆ガイドラインの提案2021

    • 著者名/発表者名
      佐伯圭一郎
    • 学会等名
      第41回日本看護科学学会学術集会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] 看護系学術雑誌における量的研究の現状と論文執筆ルール2019

    • 著者名/発表者名
      佐伯圭一郎
    • 学会等名
      日本看護科学学会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [備考] 看護統計学 統計学の学習と看護研究支援のために

    • URL

      https://kango-stat.info/

    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [備考] 看護系学術雑誌における量的研究の現状と論文執筆ルール

    • URL

      http://www.kango-stat.jp/?p=248063

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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