研究課題/領域番号 |
18K10261
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 京都橘大学 |
研究代表者 |
岡田 純子 京都橘大学, 看護学部, 准教授 (70636109)
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研究分担者 |
梶谷 佳子 京都橘大学, 看護学部, 教授 (40224406)
中橋 苗代 京都橘大学, 看護学部, 准教授 (60454477)
森嶋 道子 天理医療大学, 医療学部, 講師 (80647785)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 臨床的論証 / 臨床看護師 / 教育プログラム / 臨床的論証力 / 臨床判断 / 能力開発 |
研究成果の概要 |
本研究目的は、臨床看護師の臨床的論証向上支援プログラムを開発することである。プログラムは臨床看護師62名を介入群とコントロール群に分けて実施し、4回の調査を行った。その結果、「看護師の問題解決行動自己評価」、「看護実践における行為の振り返り」、「メタ認知」、「ラサター臨床判断ルーブリック」において、有意な差が見られた。また、受講生の研修満足度の高さを測定する「DASH-SV」において、満足度が優位に高いことが確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
看護師の臨床的論証の向上に効果のあるプログラムはこれまで存在しなかった。このプログラムによって臨床的論証を習得した看護師は、臨床の場で患者を多面的に理解することができるようになる。看護師のこのような理解が、多様で複雑な臨床の状況において、患者にとって最も重要なことを認識し、最良の看護を導くことにつながる。その結果、患者は、個別性や満足度の高い看護を受けることができる。すなわち、このプログラムは、看護の質向上において意義がある。
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