研究課題/領域番号 |
18K10263
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 新見公立大学 (2021-2022) 川崎医療福祉大学 (2018-2020) |
研究代表者 |
長崎 恵美子 新見公立大学, 健康科学部, 講師 (70781558)
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研究分担者 |
伊東 美佐江 山口大学, 大学院医学系研究科, 教授 (00335754)
小野 聡子 川崎医療福祉大学, 保健看護学部, 講師 (20610702)
森山 美香 島根県立大学, 看護栄養学部, 教授 (50581378)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 心疾患 / 高齢者 / DNAR選択 / 意思決定支援 / 教育コーチング / コーチング / 意思決定コーチング / 意思決定 / DNAR |
研究成果の概要 |
心疾患をもつ高齢者のDNAR選択に対する意思決定支援において、看護師は不十分な支援体制の中で悪い知らせを伝える難しさや自身のスキル不足を感じていた。また、多職種間での関係性の難しさや高齢に伴う機能低下に対する複雑な対応、患者の思いを尊重できないジレンマがあった。入退院を繰り返す中で意思確認の時期を逃すなどタイミングの困難感も抱えていた。 看護師には、心疾患やDNAR選択に対する意思決定支援に関する専門的知識に加えて、高齢者とのコミュニケーションスキルや対象者、多職種間での調整力が求められる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
DNAR選択を含む意思決定支援は、自律原則を基本とした多次元の現象であり、決定時の葛藤、医師とのコミュニケーションの難しさ、ヘルスリテラシー能力等は、意思決定への満足感や後悔に影響する。心疾患をもつ高齢者に対するDNAR選択の意思決定支援上の困難を明らかにすることで、看護師に求められる支援の方向性が見いだせた。それは、患者や家族が満足できる意思決定支援の効果的な教育の方向性を示す一助になる。
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