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がん患者に対して終末期に実施された看護ケアと遺族によるケアの質の評価の縦断調査

研究課題

研究課題/領域番号 18K10266
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58060:臨床看護学関連
研究機関東北大学

研究代表者

宮下 光令  東北大学, 医学系研究科, 教授 (90301142)

研究分担者 田村 恵子  京都大学, 医学研究科, 教授 (30730197)
荒尾 晴惠  大阪大学, 医学系研究科, 教授 (50326302)
安藤 詳子  名古屋大学, 医学系研究科(保健), 教授 (60212669)
渡邉 美和  千葉大学, 大学院看護学研究科, 助教 (90554600)
森田 達也  聖隷クリストファー大学, 看護学研究科, 臨床教授 (70513000)
青山 真帆  東北大学, 医学系研究科, 助教 (30781786)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワード緩和ケア / 終末期医療 / 遺族調査 / 質の評価 / がん / 看護
研究成果の概要

本研究では大規模調査のデータを用いて、看護ケアと遺族によるケアの質の評価の関連等を検討した。遺族調査は2018年7月~2019年3月に実施した。主たる結果は以下のとおりである。(1)終末期がん患者の呼吸困難に関して一般的に望ましいと考えられているケアはほぼ全ての項目で実践されており、遺族も高く評価した。(2)原発不明がん患者の遺族は「なかなか診断がつかず焦りを感じる」「患者の病気に関する情報を得るのが難しい」「他人にがんの特徴を分かってもらえない」といった苦悩を抱えていた。(3)家族機能が良好でないほど、うつを有する割合が高かったが、悲嘆とは関連しなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

(1)終末期がん患者の呼吸困難に対する望ましいケアについて明らかになった。(2)原発不明がん患者の家族に対してどのようなケアが必要であるか明らかになった。(3)遺族のうつを減らすには家族機能のアセスメントや家族へのケアが必要であることが明らかになった。(4)患者の認知機能低下している場合にどのようなケアが必要であるか明らかになった。(5)スピリチュアルペインを抱える家族にどのようなケアが必要か明らかになった。(6)遺族の遺族ケア利用の実態と評価が明らかになった。(7)患者の望ましい死の規定因子が明らかになった。

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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