研究課題/領域番号 |
18K10275
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
川下 由美子 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 助教 (10304958)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 頭頸部癌 / 放射線治療 / 口腔粘膜炎 / 口腔支持療法 / 口腔管理 / 支持療法 / 有害事象 / 頭頸部 / 予防バンドル / 頭頚部癌 |
研究成果の概要 |
口やのどの悪性腫瘍に対する治療に放射線治療がある。放射線治療は手術と違って口やのどの形態や機能を維持することができる反面、口内炎、味覚障害、口の乾燥などの有害事象がある。特に、口内炎については放射線治療に伴い必ず発症するができるだけ重度にならないように管理する必要がある。しかし、未だにその方法は確立していない。この研究では、どのような因子が重度の口内炎に関与するのか、さらに、口内炎が重度にならないようにするための方法を検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
頭頸部への放射線治療によって口内炎をはじめとする癌治療の早期に生じる有害事象や放射線性口腔乾燥によって生じるむし歯の晩期の有害事象がある。そのため、本研究によって放射線治療前から口腔管理を行う方法が確立できれば、放射線治療の完遂と放射線治療後の晩期の有害事象を抑制することに貢献できると考えられる。さらに高齢者人口の増加に伴い、頭頸部癌で放射線治療を受ける患者が増えることから口腔管理の方法が確立することの社会的意義は大きいと考えられる。
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