研究課題/領域番号 |
18K10276
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 大阪医科薬科大学 (2023) 関西医科大学 (2021-2022) 大分大学 (2018-2020) |
研究代表者 |
橋本 理恵子 大阪医科薬科大学, 看護学研究科, 非常勤講師 (90761130)
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研究分担者 |
鈴木 志津枝 神戸常盤大学, 保健科学部, 教授 (00149709)
今井 芳枝 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 教授 (10423419)
青木 早苗 関西医科大学, 看護学部, 教授 (40516168)
寺町 芳子 大分大学, 医学部, 客員研究員 (70315323)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | がん患者 / 就労 / 経済的問題 / スクリーニングシステム / スクリーニング / 多職種連携 / 早期スクリーニングシステム / 多職種協働 / 多職種 |
研究成果の概要 |
本研究では、がん患者の就労や経済的問題に関して多職種で協働してスクリーニングを行い適切なサポートを継続していくシステムを開発することである。がん患者の就労や経済的問題に関する文献レビューに加え、医師、ソーシャルワーカー、がん看護専門看護師が、がん患者の就労や経済的問題に関する支援を行う上で行っている調整についてインタビュー調査を行った。さらに、がん患者の就労や経済的問題に関して多職種で協働する早期スクリーニングシステム(案)を作成した。作成したシステムは、概ね適切であり、臨床適応可能性があることがわかった。今後は、がん患者の意見を踏まえて洗練化させていくことが課題である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
がん患者を診療、支援する医療従事者の実証研究を基盤にがん患者の就労や経済的問題に関して多職種で協働する早期スクリーニングシステム(案)を作成し、概ね適切、臨床適応可能性であるという評価を得ることができた。今後は、チーム医療として就労や経済的問題に関わる支援に取り組むことができるよう、がん患者の意見を踏まえて洗練化させていくことが重要である。これらのことにより、がん患者の社会生活と療養の両立だけでなく、がん患者の生存期間の延長、医療の複雑化は進む昨今におけるがん患者の支援に役立つものと考えられる。
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