研究課題/領域番号 |
18K10290
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 聖路加国際大学 |
研究代表者 |
松本 文奈 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 助教 (60735603)
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研究分担者 |
林 直子 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 教授 (30327978)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 外来看護 / 看護実践能力 / 尺度 / 尺度開発 / 看護管理 / 看護教育 / 教育プログラム / 慢性期看護 / ジェネラリストナース / 自己評価尺度 / 看護師教育プログラム / 学習ニード / 教育ニード / 看護実践力 |
研究成果の概要 |
外来に勤務するジェネラリストナースのための外来看護実践能力評価尺度を開発し、信頼性、妥当性を確認した。はじめに、インタビュー調査を実施し、外来看護師の看護実践能力として6つの概念を見出した。 次に、インタビューにて抽出した概念の下位尺度を基に尺度項目案を作成し、アンケート調査を実施した。プレテスト、予備調査、本調査を経て、6因子40項目から成る尺度を開発した。尺度は全体のCronbach’s α係数0.969、各因子においても0.789以上であり、信頼性、妥当性が確認できた。また、再テスト法により最低限の安定性が確認できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
1点目は、外来ジェネラリストナースの看護実践力に焦点化した尺度開発であることが挙げられる。看護実践力測定ツールの開発は自己の能力を客観的に確認することを可能とする。これにより自己の能力を実感できる機会を提供し、資質向上への取り組みを促し、外来看護の質向上に資する。2点目は、外来看護の質向上により再入院の減少や、患者QOLへの影響、医療費抑制という経済効果等将来発展する可能性を持っている点で、社会貢献度が高いことが挙げられる。3点目は、今後発展する教育プログラムの効果評価を可能とする点である。
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