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患者参画による心不全患者と家族のQOL向上をめざしたナラティブ教材の作成

研究課題

研究課題/領域番号 18K10308
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58060:臨床看護学関連
研究機関山梨大学

研究代表者

射場 典子  山梨大学, 大学院総合研究部, 医学研究員 (00258980)

研究分担者 谷口 珠実  山梨大学, 大学院総合研究部, 教授 (10258981)
隈本 邦彦  江戸川大学, メディアコミュニケーション学部, 教授 (20422016)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード心不全 / 患者参画 / 患者の語り / ナラティブ教材 / インタビュー / 病いの語り / 体験談 / データベース / 語り / ナラティブ / 教材 / 質的研究
研究成果の概要

本研究は、心不全患者35名とその家族3名にインタビューを行い、体験談を集めて、患者支援に役立つナラティブ教材を作成した。知りたい情報を探しやすいように、心不全とは何か、診断されたときの気持ち、心不全とストレス、日常生活への影響、体調の管理、医療者とのかかわり、将来への不安と希望など、全部で24のトピックに分類している。また、体験談の多くは映像があるため、語り手の姿や声を視聴することができる。今後、患者、家族、医療者など誰もが自由に閲覧できるようにインターネット上で公開する予定である。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究で作成している「心不全の語り」は、患者支援、周囲の人々の心不全に関する理解の促進、医療者の教育に寄与するものである。映像・音声・テキストからなるコンテンツを、誰もが見られるように広くインターネット上で公開することで、社会資源として活用が可能となり、これから心不全となる人々、心不全になったばかりの人々が先輩患者の声に学び、心不全とともに生きる知恵と勇気を得ることができる。患者視点の情報を分析し誰もが使える教材としたことで、当事者主体の保健、医療、福祉の実現に貢献することが期待できる。

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (13件)

すべて 2022 2020 2019 2018 その他

すべて 学会発表 (12件) (うち国際学会 1件) 備考 (1件)

  • [学会発表] 「心不全の語りデータベース」作成の報告-高齢の心不全患者の語りに着目して-2022

    • 著者名/発表者名
      射場典子、鷹田佳典
    • 学会等名
      日本保健医療社会学会第48回大会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] 心不全患者が語る排尿に関する体験-心不全の語りデータベースの分析から2022

    • 著者名/発表者名
      射場典子、谷口珠実
    • 学会等名
      第35回日本老年泌尿器学会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] 心不全の発症に至る過程の患者の語り-心不全の語りデータベース作成の経過報告-2020

    • 著者名/発表者名
      射場典子,鷹田佳典
    • 学会等名
      第46回日本保健医療社会学会大会
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [学会発表] 心不全の語りデータベース構築(第二報)2020

    • 著者名/発表者名
      射場典子、谷口珠実、鷹田佳典、水野篤、隈本邦彦
    • 学会等名
      第76回日本循環器心身医学会学術総会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 心不全の発症に至る過程の患者の語り―「心不全の語りデータベース」作成の経過報告―2020

    • 著者名/発表者名
      射場典子、鷹田佳典
    • 学会等名
      第46回 日本保健医療社会学会大会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 患者の語りから学ぶー健康と病いの語りDIPEx-Japanの活用を通してー2020

    • 著者名/発表者名
      谷口珠実、射場典子、森田夏実、横井郁子、瀧本まどか
    • 学会等名
      日本老年看護学会第25回学術集会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 「ほめてあげたい、自分の心臓を」60代男性が語る心臓を患う経験―「心不全の語りデータベース」作成の経過報告―2019

    • 著者名/発表者名
      射場典子、鷹田佳典
    • 学会等名
      第45回 日本保健医療社会学会大会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 心不全患者の語る薬物療法への取り組み2019

    • 著者名/発表者名
      射場典子、谷口珠実
    • 学会等名
      第24回聖路加看護学会学術大会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 一般心理学講義におけるDIPExの活用:大学教育における患者インタビュー動画教材の有用性2018

    • 著者名/発表者名
      いとうたけひこ、森田夏実、射場典子
    • 学会等名
      日本看護学教育学会第28回学術集会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] 患者と医療者の協働による医療コミュニケーション教材の開発2018

    • 著者名/発表者名
      射場典子、森田夏実
    • 学会等名
      第50回医学教育学会大会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] 心不全の語りデータベース構築(第一報)2018

    • 著者名/発表者名
      射場典子、水野篤、五十嵐葵、谷口珠実、鷹田佳典、隈本邦彦
    • 学会等名
      第75回日本循環器心身医学会学術総会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] Educational use of DIPEx in Japan2018

    • 著者名/発表者名
      Natsumi Morita, Noriko Iba, Rika Sakuma Sato, Akiko Sawada, Yoko Setoyama, Hirokuni Beppu
    • 学会等名
      DIPEx International Meeting in 2018
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
    • 国際学会
  • [備考] 心不全の語り

    • URL

      https://www.dipex-j.org/heart-failure/

    • 関連する報告書
      2021 実績報告書

URL: 

公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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