研究課題/領域番号 |
18K10314
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 信州大学 (2019-2022) 首都大学東京 (2018) |
研究代表者 |
新井 清美 信州大学, 学術研究院保健学系, 教授 (50509700)
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研究分担者 |
森田 展彰 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (10251068)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | アディクション / 発達障害 / 併存疾患 / 支援ツール / 重複障害 |
研究成果の概要 |
アディクションを併存する発達障害者の実態、および支援の現状を明らかにし、発達障害とアディクションの種類の特徴に応じた介入方法を検討することを目的として、アディクションの治療を行う医療機関・支援を行う回復施設のスタッフへのインタビュー調査、全国の同医療機関・回復施設へのアンケート調査、当事者へのインタビュー調査を行った。 スタッフが大切と考え行っている支援は、段階的な支援をする、時間をかけた支援する、個々に合わせた対応する、丁寧な支援をする、スタッフ間で情報共有することであった。さらに当事者への調査により特徴を抽出し、これらの結果をもとに支援ツールを作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アディクション医療・支援の現場において、発達障害の併存者へはこれまで行ってきたアディクションの対応方法では介入効果を実感しにくく、ともするとスタッフは困難事例として認識、扱っている状況がうかがえた。しかし、実際には医療機関や回復施設でどの程度の人数に対応し、どの様な支援を行っているのか、当事者は自身の特徴をどう捉え、どの様な困難を抱え、どの様な支援を求めているかについて明らかにされてこなかった。本研究は、支援者へのインタビューとアンケート、当事者へのインタビューによりこれらを明らかにし、支援ツールを作成した。本研究の成果は、当事者の特徴に応じた支援を行う上で有用であると考える。
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