研究課題/領域番号 |
18K10318
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 愛知県立大学 |
研究代表者 |
尾沼 奈緒美 愛知県立大学, 看護学部, 講師 (00295627)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 乳がん患者 / 思春期 / 意思決定支援 / 意思決定 / 子どもへの説明 |
研究実績の概要 |
本研究は、(1)乳がん患者が思春期の子どもに病気について説明することに関する意思決定支援の現状と課題を、患者を支援する看護師の認識を通して明らか にし、この結果を基に、(2)乳がん患者の意思決定プロセスと影響要因に関する質問紙調査を実施し、支援プログラムを作成することを目的とする。 (1)の調査に関する対象者は、患者を支援する看護師であり、研究倫理審査委員会の承認後、データ収集を行う予定である。(2)の調査については、(1)に 関する調査を実施後、行う予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
第一段階の調査の対象者を変更して実施することにしたため、再調整に時間を要していること、Covid-19による活動制限、講義・演習・実習等の教育業務の負担 増大により、課題の進行が遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
第一段階の調査については、所属大学の研究倫理審査委員会の承認後、調査を実施する。この調査の目的は、具体的には、①意思決定支援の現状、②その現状に 影響する要因、③現状を踏まえてさらに必要だと考える支援、④支援を通して認識している患者の置かれている状況を明らかにすることであり、乳がん患者が思 春期の子どもに病気について説明することに関する意思決定支援を実際に行っている医療従事者を対象とすることが重要である。そのため、がん看護専門看護 師、乳がん看護認定看護師等を対象とする。 第二段階の調査については、第一段階の調査結果から、乳がん患者の思春期の子供への病気の説明に関する影響要因や必要な支援、支援の時期を明確にした上で 質問紙を作成し、研究倫理審査委員会の承認後、乳がん患者を対象に実施する。質問紙調査の結果に基づき、支援プログラムの作成を行う。
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