研究課題/領域番号 |
18K10320
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
|
研究機関 | 高知県立大学 |
研究代表者 |
坂元 綾 高知県立大学, 看護学部, 助教 (90584342)
|
研究分担者 |
井上 正隆 高知県立大学, 看護学部, 講師 (60405537)
池田 光徳 高知県立大学, 看護学部, 教授 (70212785)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 糖尿病足病変 / アセスメント / 血流障害 / 2型糖尿病 / 2型糖糖尿病 / 足病変 / 教育プログラム / 看護学 / アセスメント力 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、糖尿病足病変のリスクアセスメントに有効な足の状態の評価指標として、血流障害に関する生理学的指標を明らかにし、それを内包する、糖尿病足病変予防のための看護師のアセスメント力を高める教育プログラムを開発することである。 65歳以上の2型糖尿病患者を対象に、足の状態の観察と生理学的器機による検査を実施し、足の血流障害の予測に有用な生理学的指標を明らかにした。さらに、看護師を対象にインタビュー調査を行い、糖尿病足病変のリスクアセスメントの現状と課題を明らかにした。これらをもとに、2型糖尿病患者の足の血流障害に焦点を当てたアセスメントシートの作成と教育プログラムを作成した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
糖尿病患者数は、生活習慣と社会環境の変化に伴って急速に増加している。糖尿病は種々の合併症を引き起こし、医療経済的にも大きな負担を社会に強いられている。合併症のなかでも糖尿病足病変は、重篤化すると下肢切断となり日常生活動作やQOLにも著しく支障をきたす。看護師は、糖尿病足病変予防のためにハイリスク患者を選別し早期治療につなげる必要があるが、現実的にはリスクアセスメントへの関わりは十分とは言えない。血流障害に関するアセスメント力を高める本教育プログラムを活用することで、血流障害に関する知識、アセスメント項目、観察の手技などを修得し、血流障害に積極的に関与し支援していくことが可能となると考える。
|