研究課題/領域番号 |
18K10322
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 群馬パース大学 |
研究代表者 |
萩原 英子 群馬パース大学, 看護学部, 教授 (40438776)
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研究分担者 |
二渡 玉江 群馬大学, 大学院保健学研究科, 教授 (00143206)
堀越 政孝 群馬パース大学, 看護学部, 准教授 (80451722)
安田 弘子 群馬パース大学, 看護学部, 助教 (90805904)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 若年乳がん / ピア・サポート / サポートプログラム / 療養生活 / ピアサポート |
研究実績の概要 |
本研究では、若年乳がん患者が治療を継続しながら日常生活を送る中で抱く困難や求める支援について明らかにし、また、地域で乳がん患者支援を行う乳がんピア・サポーターが、ピア・サポートを行う中でどのような困難や問題を抱えているのかを明らかにすることにより、治療を継続しながら日常生活を送る若年乳がん患者を支援するためのピア・サポートプログラムを開発することを目的としている。 2018年には乳がん患者のピア・サポートにおける問題点や今後のピア・サポートのあり方について文献検討を行った。2019年度以降は、若年乳がん患者が治療を継続しながら日常生活を送る中で抱える困難や求める支援ニーズの調査、また乳がんピア・サポーターがピア・サポートを行う中で捉える意義や困難に関する調査を実施し、その結果を踏まえ、ピア・サポートプログラム案を作成することを予定していた。しかし、新型コロナウィルス感染症の感染拡大により、調査協力施設への立ち入りが困難となったため調査を先送りとして、共同研究者及び調査協力施設と共に、研究計画の大幅な見直しを行った。 この度の新型コロナウィルス感染症の5類感染症移行を受けて、現在は乳がんピア・サポーターを対象とした調査の実施に向けて、共同研究者及び調査協力施設と調査方法等について改めて調整を行っている。今年度の目標は、速やかにこの調査を実施し、その結果を踏まえ、サポートプログラム案を作成することである。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
本研究では、若年乳がん患者とピア・サポーターが語る経験を踏まえたピア・サポートプログラムを開発することを目標に、2つの調査を実施することを予定していた。しかし、新型コロナウィルス感染症の感染拡大の影響により、調査協力施設への立ち入り制限が生じたり、地域がんサロンが開催中止になったことなどにより、現地での調査の実施が困難となった。さらに、新型コロナウィルス感染症の感染拡大の影響で、学部教育における教育体制の大幅な調整が必要となり、本研究におけるエフォートの変更を余儀なくされたため、研究が大幅に遅延している状況である。
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今後の研究の推進方策 |
この度の新型コロナウィルス感染症の5類感染症移行を受けて、現在、乳がんピア・サポーターを対象とした調査の実施に向けて、共同研究者及び調査協力施設担当者と調査方法等について改めて調整を行っている。現在のところ調査が実施できる見込みであるため、速やかに倫理審査を受審し、調査を進める予定である。また、この研究結果を踏まえ、サポートプログラム案を作成する予定であるため、研究を迅速かつ確実に遂行できるよう、共同研究者及び調査協力施設間で十分に連携を図る。
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