研究課題/領域番号 |
18K10351
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
松下 年子 横浜市立大学, 医学研究科, 客員教授 (50383112)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 高齢者虐待 / 共依存 / 尺度開発 / アセスメント・対応コンピテンシー / 尺度作成 / 対応能力 / 尺度 / 養護者 / 看護職 / 対応コンピテンシー / 困難事例 / 事例検討 |
研究成果の概要 |
養護者による高齢者虐待の場合、困難事例としては共依存ケースが典型例としてあげられる。本研究では、養護者による高齢者虐待の共依存ケースに対する援助職のアセスメント・対応コンピテンシーを評価する尺度の開発を目指して、尺度案を作成、その信頼性、妥当性を確認するために質問紙調査を実施した。因子分析の結果からは、作成したコンピテンシー尺度が家族内の共依存のアセスメント、養護者と被虐待者のアセスメント、職員間や関係機関との連携と仕事への構え、虐待を認知した時の対応、専門的知識の5因子、27項目から構成されていることが掌握された。Cronbachのα信頼性係数は0.94であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高齢者虐待の共依存ケースに対する対応の困難性を位置づけることができた。また尺度開発により、その困難性への対処法を例示できた。
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