研究課題/領域番号 |
18K10361
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 埼玉県立大学 (2019-2020) 秀明大学 (2018) |
研究代表者 |
瀬戸口 ひとみ 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (90594391)
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研究分担者 |
鈴木 英子 国際医療福祉大学, 医療福祉学研究科, 教授 (20299879)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 折り合い / 統合失調症 / 病い / 尺度開発 / 当事者 / 地域生活 / 尺度 / 統合失調症者 / 地域移行 / 統合失調者 |
研究成果の概要 |
統合失調症者が、地域で自分らしく生活するためには、病いと「折り合い」をつけることが必要と考え、まず「折り合い」の測定尺度を作成することを目的とし、協力を得られた当事者を対象に調査を行った。結果、「折り合い」尺度(案)33項目は、主因子法(プロマックス回転)によって4因子が抽出された。試案33項目は、項目分析によって24項目となり探索的因子分析の結果、信頼性は確保された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
統合失調症を持つ人々が病いを持ちながら自分らしく生きることは、病いと折り合いをつけることが不可欠である。しかし、それらの人々が病いと折り合いがついているか否かを測定する尺度はない。この研究は、その尺度として作成し、一定の妥当性、信頼性が検証された。この尺度を用いることによって、当事者が自分自身の病いと折り合いがついているかや、不足している項目を知ることによって、当事者が必要な支援を求めることができるようになる。これは、当事者中心の支援として意義あることと考える。
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