研究課題/領域番号 |
18K10374
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
|
研究機関 | 福岡看護大学 |
研究代表者 |
岩本 利恵 福岡看護大学, 看護学部, 教授 (20638530)
|
研究分担者 |
松浦 江美 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 教授 (20363426)
吉田 理恵 熊本保健科学大学, 保健科学部, 講師 (40807038)
阿部 千賀子 活水女子大学, 看護学部, 助教 (90804774)
有永 麻里 福岡看護大学, 看護学部, 助教 (80846569)
大曲 純子 活水女子大学, 看護学部, 講師 (30710272)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2025-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | 難病 / 患者 / 医療従事者 / イミュレーション教育 / 患者教育 / 患者力 / コミュニケーション / 患者の思い / シミュレーション教育 / ネットを使用した診療 / インタビュー / プログラム / シミュレーション |
研究実績の概要 |
本年度は、継続して、患者が医療者に伝えられること、伝えられていないことの体験についてのインタビュー・アンケート調査を難病患者を対象として実施した。またその結果を分析してまとめている。調査結果をもとに、患者を対象とした患者教育シミュレーション教育プログラムの計画を対面とZoom等を使用した教育の両方のプログラムを検討を継続して実施している。 対面におけるシミュレーション教育に関しては、研修プログラムを計画した。対象となる患者の確保もできている。新型コロナウィルスが、5類に変更になったが、感染にはこれまでと変わらない注意が必要ではあり、シミュレーションは、少し対面での実施となることから、十分な実施ができていない。また細かいシミュレーションの状況設定の検討を重ねている。 Zoom等も視野にいれたシミュレーション教育も立案しているが、うまく実践できない場面もあるため、どのように展開すれば、zoomでの実施でも可能となるのかを、また検討を続けている。また病院では、インターネットでの診察も実施されている状況であり、現状と課題等も情報収集して、現在の病院の状況に合わせたシミュレーション教育プログラムを立案し、検討を重ねている。また難病患者は、日々変化する疾病に対して、言葉で伝えにくいことも多く、それを踏まえたシミュレーション教育を実践している。シミュレーションのデモストレーションを実施し、プログラムの検討を重ねている状況である。 今後患者とZoomと実践のシミュレーションを実施して、難病患者がこれまでの経験とシミュレーション学習で学習した知識、技術を統合し、患者教育をシミュレーションを使って実践していくことで、「患者力」を高めることができたかの効果を検証できるように実施を進め、データ収集、分析、評価、論文化を進めていく予定である。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
本研究の対象が難病患者であり、シミュレーション教育である。感染症の問題があり、対面でのシミュレーションの実施に時間を要している。プログラムをZoom等を使用するプログラムも昨年より検討し、実施を進めているが、情報収集からプログラム作成までに少し時間を要している。
|
今後の研究の推進方策 |
患者がつたえられていること、伝えられなかったことのアンケート調査の実施、結果の分析と発表、論文化を実施する。シミュレーションプログラムの実施とインタビューデータの分析、評価から論文化を実施する。
|