研究課題/領域番号 |
18K10385
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 青森県立保健大学 |
研究代表者 |
佐藤 愛 青森県立保健大学, 健康科学部, 教授 (60315546)
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研究分担者 |
高橋 由美子 青森県立保健大学, 健康科学部, 助教 (40712344)
佐々木 知映 青森県立保健大学, 健康科学部, 助手 (90805805)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 思春期ピア・カウンセリング / 親性準備性 / 思春期 / ピアカウンセリング |
研究成果の概要 |
本研究は、健やか親子21(第二次)における基盤課題B「学童期・思春期から成人期に向けた保健対策」の視点から、将来親となる世代である思春期への支援策の1つとして思春期ピア・カウンセリング活動の有効性を検証することを目的として調査した。ピア・カウンセラー自身の自尊感情尺度・自己肯定感尺度・親性準備性尺度の平均点は、養成講座前期講座受講前より受講後の方が高くなり、後期講座受講後は前期講座受講後より低下した。ピア・カウンセリング活動を受講した中高生の自尊感情尺度・自己肯定感尺度・親性準備性尺度の平均点は、受講前より受講後の方が高いが僅差であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、思春期ピア・カウンセリング活動がピア・カウンセラー自身の親性準備性に影響を与える可能性を示唆する結果が得られたことは大きな成果である。Covid-19の影響により受講者同士の交流が制限される中での実施であったにも関わらず本結果が得られたことは、特に意義があると考える。少子社会において、若者が親性準備性を育むための取り組みを構築することは重要であり、その対策の一つとしてピア・カウンセリング活動の有効性を実証していくことは重要である。
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